ペット医療共済プリズム |
ペット保険アニコム |
ペットの火葬・霊園について |
|
|
|
犬に必要なフィラリア予防
フィラリアとは、犬が、夏場徘徊する蚊に刺されるとうつる病気です。フィラリアに感染すると処置方法はありません。必ず、薬を飲ませて予防する。それしかないのです。
蚊が出始める前の5月から10月までの間に、毎月、犬に予防薬を飲ませます。特に秋の蚊は病原菌をいっぱい持っているので、寒くなる10月まで予防するのが一番です。
フィラリア予防は、通常は飲み薬で、月に1回、犬に飲ませます。犬の体重によって、薬の量と金額が違います。フィラリア予防薬は、動物病院で処方してもらいます。この時、獣医師は、必ず血液検査をします。フィラリアに感染していないか確認する為です。この検査は素直に受けた方が良いでしょう。
大型犬で、薬1ヶ月分が約2千円前後です。6ヶ月飲ませると約1万2千円、高く感じるかもしれませんが、もしも感染した場合は絶対に助からないので、この予防だけは何としても受けましょう。
フィラリアを簡単に説明すると、生きたソーメン(回虫)が体中の血管を支配していき、最後は心臓に住みつき、宿主を殺してしまう恐ろしい回虫です。動物病院に行くと、よくフィラリアに感染した犬の写真が張ってありますので、ぜひ見て下さい。
室内で犬を飼育されている方は、割とフィラリアの予防をされていない方が多いです。しかし、窓からも蚊は入ってきますし、散歩の時などに刺されている場合もあります。室内外に関係なく必ず、予防しましょう!
フィラリアは蚊に刺されたからと言って、すぐ死にません。時には、何年もの間、体の中に住みついている場合があります。最後は犬もやはり弱って苦しみますので、「去年予防しなかったけど、元気だから大丈夫!」と思っていても、すでに生きたソーメンは体の中で少しづつ増えていっているかもしれません。気をつけましょう! |
|