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下痢をした時の手当て
犬が下痢をした場合は、年一回のワクチン接種と、夏のフィラリア予防をきちんと行っているか、いないかで対処法が違ってきます。予防接種とフィラリア予防を行っていて、普段これといった持病もない犬が下痢をした場合は、慌てる事はありません。
犬がいつもと違う食べ物や、油の強いものなどを食べた場合や、ペットフードの過剰摂取などでも下痢は起こります。また、犬の性格も関わってきます、普段、留守番しない寂しがり屋な犬を長時間一人にさせた、いつもの散歩に事情があって行けなかった、などでも下痢は起こります。まず、原因を考えてみて下さい。
下痢が何回か続くようなら、処置としてペットフードを抜きます。丸1日抜くのがベストです。それでも続くようなら市販の下痢止めを使ってみましょう。飲ませて、その日の食事はいつもの1日分のペットフードの量を3〜4回に分けて与えます。もっとちょうだいとせがまれても我慢です。オヤツ等、他のものも絶対にあげてはいけません。
普段缶詰が主食のワンちゃんは缶詰を辞めて、ペットフードにしましょう。老犬や、硬いペットフードに慣れていない犬はペットフードをお湯でふやかしてから上げてください。牛乳は絶対にダメです。犬の体に牛乳はあいません。子犬の場合は牛乳接種が原因で下痢したりします。小型犬でも水を飲めるようなら、ペットフードを食べなくても、3日ぐらいは様子を見てかまわないと思います。
子犬の場合は環境の変化や疲れなどで下痢したりするので、すぐ買ったショップに相談して処置してもらいましょう。生後2〜3ヶ月の子犬の下痢はほうっておくと大変な事になります。ショップに連絡し、かかりつけの獣医師に診てもらいましょう。多分アフターケアとして料金はかからないはずです。購入時に確認しておきましょう。
3日たっても下痢が続くようなら、回虫の可能性も出てきます。これもショップに虫下し薬が売っているので、犬に飲ませて便の中に白い糸のような虫が出てこないか確認します。用法、用量を守って虫下し薬を飲ませても虫が出てこないで、下痢が治まらない時は動物病院に行きましょう。病院の検査で下痢の原因が大体分かるはずです。
大事なペットなので、下痢をすると心配ですよね。ですが、慌てずまず様子を見る事が第一です。たまたま体力が落ちて、疲れなどで下痢した場合は、ゆっくり休ませる事が一番です。慌てて動物病院に行くと移動、診察のストレスなどで、かえって悪化する場合もあります。普段の生活を思い出して、いつもと変わった事はなかったか、よく確認してください。 |
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