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眼球が飛び出した時の手当て
シーズーやパグ、ペキニーズなどの目の大きい種類の犬は、まれに目(眼球)が飛び出ることがあります。
まだ、犬の眼球が完全に飛び出していない状態であれば、
タオルを水で濡らして、犬の目にかぶせ、少し力を入れて押さえます。
10分ほどで、ほぼ元に戻るでしょう。
犬の眼球が飛び出す状況として多いのは、自宅でシャンプー中に逃げようとした犬を押さえつけた時や、犬の後頭部を叩いたりした時です。眼球に傷がない場合は、あせらず処置をすれば大丈夫です。
飛び出した眼球が元に戻っても、充血がひどいようなら、犬用の目薬をさしてあげてください。また、眼球に傷があった場合は、眼球が元に戻ったのに目が開かなくなったり、翌日まで充血がひどく、目やにや涙が止まらない、といった症状になります。その時は、動物病院に行ってください。
完全に眼球が飛び出してしまった場合は、傷ついている可能性が高いので、濡れタオルで目を保護して、すぐに動物病院に行きましょう。(目が乾いてしまうと大変でなので、この時、必ず濡れタオルで包んで移動して下さい。)受診してみて、眼球に傷がなければ、ほぼ元通りに戻ります。2〜3日は充血があるかもしれませんが、大丈夫です。
動物病院の対応としては、犬の眼球に傷がないか確認して、眼球を戻し、目薬をさす様に指示すると思います。これが普通の対応です。
が、中には、関係ないのに「脳の圧迫で、眼球が出た疑いがある。」などと言って、血液検査が必要だという獣医師もいます。犬に持病がなく、眼球が出た状況がわかっているなら、そのような検査は必要ありません。「今日は、けっこうです。」と、お断りして、家で2〜3日様子を見てください。その後で、2〜3軒の動物病院に電話で相談をして、料金確認をしてから決めたほうがいいでしょう。
ペットショップでも、犬用の目薬を取り扱っています。眼球飛び出し、充血、目やになど、市販の目薬で対応できます。ひとつ800円くらいですので、常備しておくといいでしょう。 |
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