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日射病・熱射病・熱中症の手当て
最近の地球温暖化の影響で、夏場、日射病・熱射病・熱中症になる犬が増えています。炎天下のアスファルトの上に、犬を30分も放置すると、熱射病になります。自宅の庭でも、真夏日に日陰がないところでは危険です。
日射病・熱射病・熱中症になると、犬の舌が真っ赤になって、呼吸が荒くなります。そんな時は、まず冷やします。
一番いい方法は、水風呂に入れることです。
犬の呼吸が落ち着くまで、入れておいでください。クーラーの効いている部屋に入れても、なかなか犬の体温は下がりません。水につけるのが一番です。
公園など屋外で、犬が日射病・熱射病・熱中症になった場合は、水飲み場などで水をかけ続け、呼吸が落ち着いてから自宅に連れ帰ります。
あわてて犬を動物病院に連れて行く方がいますが、水で冷やせる場所にいるなら、自分で冷やした方が早いです。日ごろ健康である犬が夏場、舌が真っ赤になって、呼吸が乱れている場合は、間違いなく日射病・熱射病・熱中症です。冷やして、犬の呼吸が落ち着けば動物病院に連れて行く必要は、ないと思います。動物病院でも処置方法は同じ、ただ冷やすだけです。
犬に心臓疾患などの持病が無く、水で冷やしてみると、呼吸が落ち着き、水も飲めるようになったら、動物病院に連れて行く必要はありません。
犬の日射病・熱射病・熱中症は、呼吸が乱れるのが特徴です。呼吸が乱れた犬を動物病院に連れて行くと、「心臓疾患、癲癇(てんかん)の疑いがあるかもしれません」などと言われ、必要の無い検査をされ、高い診療代金を請求される場合があります。すべての獣医師が「利益を目的にしている」とは言いませんが、やはり経営である以上、利益に走りがちな獣医師もいるので気をつけて欲しいと思います。
自宅での応急処置は、年1回の予防接種、夏場のフィラリア予防をしっかりと行った、持病が無い犬であることが原則です。 |
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