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犬の抜け毛対策法
犬って、毛の長い犬種(長毛種)のほうが、よく毛が抜けると思っている方、意外と多いんですが、実は短い犬(短毛種)のほうが、よく抜けるんです。
長毛種は、毛が抜けても下に落ちずに、他の毛に絡まってしまい、毛が抜ければ抜けるほど、どんどん絡まって、毛玉になります。毛が抜けているのが、見た目でわかりやすく、毛玉になってしまうため、よく毛が抜けると思われがちです。一方、短毛種は、毛が抜けているのはわかっていても、犬の体に変化がないので、なんとなく抜け毛が少ないのでは、と錯覚してしまうのです。
実際は、「ウチの子、短毛種なのに、毛が抜けてひどいんです!」と、お困りの方、多いんです。黒っぽい服が、ほとんど着られないぐらいです。
私の知り合いに、パグを2頭、室内で飼っている方がいます。お通夜に出席する時、家の中で着替えると、黒い喪服が毛だらけになってしまうので、車の中で着替えたそうです。でも、いつも犬を一緒に乗せている車なので、結局、喪服の後ろが毛だらけになってしまったそうです。
その方に、「犬の抜け毛、何とかならないかな?」と相談されました。
最初は、冗談で、「毛をバリカンで全部刈ってしまったら、いいかも。」と言うと、
「ダメでもいいから、やってみる!」と乗り気です。めったにないチャンスなので、喜んで刈らせていただきました。
バリカンで、パグの頭の後ろ(通称オクシパット)から刈り始め、顔を残して、体の毛を全部を刈り込みました。もっとすごいのを想像していたのですが、仕上がりは意外と普通で、なんとなく寂しかったです。が、飼い主さんには、毛が全部なくなって、体も丸坊主になったのが、ちょっとショックだったようで、「いつもと違う…。」と言って帰っていきました。(本当に、そんなに変わってないと思うんですが。)
2〜3日後、大喜びで電話が来ました。犬が家の中をどんなに走り回っても、毛が舞ってこないし、犬を抱っこしても服にほとんど毛がつかない、と言うのです。毛が伸びてくると、また抜けるので、その時は、また犬の毛を刈ってしまえば、ずっと抜け毛に困らない生活ができます。
ただ、冬場は犬の毛を全部刈ると、寒いので、洋服を着せてから、お散歩することをおすすめします。
その後、効果があることが分かったので、犬の抜け毛でお困りのお客様に説明して、何頭かバリカンで刈りました。犬を丸刈りにしてみたお客様には、たいへん好評でしたが、説明の段階で、悩んで、決断されないお客様もいらっしゃいました。
残念ながら、私がバリカンで丸刈りにしたのは、パグ、ダックス(スムース)、チワワ(ショートヘアー)、短毛種ではありませんがアフガンだけでした。もっとやってみたいです。短毛種の犬は、丸刈りにしても、それほど変わらないので、ぜひ夏場だけでも一度試してみる事をおすすめします。気に入らなくても、あっという間にまた毛は伸びるので安心です。円形脱毛症や、皮膚炎などでなければ大丈夫です。
気をつけて欲しいのは、刈り終わったあと、丸坊主の犬を見て、決して笑ってはいけないということです。飼い主さんに笑われると、犬は傷つきます。笑われたショックで、ご飯を食べなくなったり、部屋の隅に隠れたりします。必ず「かわいくなったねー。とってもかわいくなったよ。」と声をかけてあげてください。犬は、自信を持ち、自分の姿を誇りに思うでしょう。
犬は室内で飼育していると、1年中毛が抜けるようになります。なぜなら、季節がわからなくなるからです。外で飼われている犬は、四季がよくわかります。春は暖かくなるので、余分な毛がすっかり落ち、夏はそれほど抜けず、秋にはまた毛が増えて、冬に備えます。犬の本能が働いているのです。室内で飼われている犬は、季節がわからないので、1年中、毛が抜けてしまいます。
部屋の温度を人間では寒いぐらいに保つと、抜け毛は減るようです。これもいい方法ですね。地球の温暖化にも、一役買いそうです。 |
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