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犬のブラッシング法
シーズーやマルチーズ、ヨーキーなどといった長毛種の犬は、必ずブラッシングが必要です。長毛種はブラッシングせずに、ほうって置くと毛玉になり、皮膚病の原因になりかねません。最近、自宅で犬をお手入れされる方が増えていますが、月に一度はペットショップにトリミングに出したほうがいいでしょう。
犬の情報誌などにブラッシング法やお手入れの仕方が、簡単に出来るように載っていたり、バリカンやハサミも、誰でも使えるといった具合で載せられています。練習をすれば、もちろん家でも犬をブラッシングできるようになりますが、たいていは毎日ブラッシングしていると言っても、犬の毛の表面だけの場合が多いです。内側の毛玉や毛のもつれに気づかない方が多いです。
犬のブラッシング法を覚える、一番いい方法は、
ペットショップに行って、どうやってブラシをかけるといいか、実際にやっているところを見て、トリマーさんに教えてもらう事です。
犬のブラッシングは基本的に、表面の毛をかきわけ皮膚が見える状態で、スリッカーブラシというもので皮膚にブラッシングするぐらいの気持ちでやります。スリッカーブラシだと皮膚に直接当たって痛そう、と思われるかもしれませんが、犬の皮膚は人間とは違います。犬の方が、皮膚が強いです。スリッカーブラシ自体が一見ゴツゴツして痛そうに見えますが、思い切り皮膚につけて削るようにしない限り、犬の皮膚に負担はかかりません。
犬は、背中よりも裏側、お腹や股のあいだ、耳の後ろなどに毛玉ができやすいです。あまり毛のもつれ方が酷いようなら、切ってしまった方がいいです。無理にブラッシングを続けると、皮膚を引っ張ることになり、負担をかけることになります。皮膚の弱い犬だと皮膚病になることもあるので、ご注意下さい。
自宅で犬をシャンプーされる方は、特にシャンプー前に毛玉をきれいにブラッシングしてください。毛玉の下の皮膚が洗えずに、シャンプー剤等がキレイに流されずに残り、皮膚炎を起こしてしまう場合があります。
個人的には長毛種の犬は、２ヶ月に一回でもいいので、ペットショップにトリミングに出して欲しいと思います。夏場は、犬の毛を短くカットしておきますと、毛が伸びてくる冬までの間、自宅でのシャンプーも楽で、しかも経済的、毛玉も出来ずにお手入れも楽になります。
毛玉だけ取ってもらうといった事ももちろん可能ですから、ペットショップに相談するのもいいかもしれません。
私がペットショップの店員だったころ、例えば犬の耳掃除で来店されたお客さまにも、毛玉を発見すると、「ついでに毛玉も切っておきますね。肛門腺も絞りますね。」などとサービスしていました。犬の健康管理と、飼い主さんとのコミニケーションを大事にしていたからです。
ただし、個人経営（例えば社長兼トリマーさんなど）のペットショップは、サービスの仕方が若干違うと思います。私は店長でしたが、経営に参加していた訳ではないので、「これぐらい、いいでしょう。」と、軽い気持ちでサービスしていました。しかし、個人経営のショップは、あまり過剰なサービスは期待できない場合があります。（まったく逆の場合もありますが）。難しいですが、自分にあったペットショップやトリマーさんを見つけてください。
現役の頃の私のような ＾＾！
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