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本当にあった悲しい話
私は基本的には犬専門店にいたのですが、小動物ブームもあってジャンがリアン・ハムスターや、インコなどを時々仕入れていました。
丁度フェレットの人気が高くなってきたので、一匹だけ仕入れて売ることにしました。すごく人懐っこく、離すと付いて歩いたりで、フェレットが人気が出てきたのがわかるようになりました。が、所詮イタチの一種です。フェレットフードなど売っていましたが、肉食にはちがいありません。
悲劇は、ちょっとした私のミスから起きてしまいました。フェレットの籠の上の台にジャンガリアン・ハムスターのケースを置き、忙しくてたまたまその日ぷらケースのふたを閉めるのを忘れて帰ってしまったのです。
次の日、ショップに入ると先に出勤していた女の子が「たべられてるんですよ〜」と、私にフェレットの籠を見るよう言いました。ビックリして見ると、プラケースから脱走した一匹がたまたまフェレットの籠の中に落ちてしまい、犠牲になってしまったのです。「あ〜、ふたして帰ってなかった・・・」と、どんなに悔やんだか、ホンノ不注意で、どちらも悪くない!でももうそのフェレットを店に置いておく気にはなれず。知り合いの小動物専門店に引き取ってもらいました。15匹近くいたハムスターも売れても補充せずに、段々犬専門店に戻していきましたフェレットに食べられたハムスターは内臓だけ食べられて、後は形がありました。
私はとても掃除できず、他の子に掃除して綺麗にしてもらいました。終わった後、「ハムスターの友食いの残骸とか見てきましたが、今日のが今まで出、一番強烈でした」 と、言われ、辛かったです。ごめんなさいと、今でも思っています。生き物の飼育に気を抜く事は許されないと、強く思い、深く反省しました。私の様な失敗をされる方はいないでしょうが、(私などに言われたくはないでしょうが)本当に生きている者を飼育していくのは大変な事だと思います。
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